査読の透明性とオープン化:研究の信頼性を構築するために
シュプリンガー・ネイチャー オンラインセミナー
査読の透明性とオープン化:研究の信頼性を構築するために(英語開催)
・講演者: Sowmya Swaminathan(Head of Editorial Policy & Research Integrity, Nature Research)
・日時:2020年9月25日(金) 午前10:00 – 11:00
・参加費:無料
・セミナー参加登録はこちら
9月21日~25日は「Peer Review Week(ピアレビューウィーク)」です。Peer Review Weekとは、科学の質の維持に査読が果たしている重要な役割を讃えるために発足したグローバルなイベントです。学術ジャーナルや書籍の出版社として、シュプリンガー・ネイチャーは査読のオープン性と透明性を重視しています。今回のオンラインセミナーでは、ネイチャー・リサーチのEditorial Policy and Research Integrityの責任者であるSowmya Swaminathanが下記のトピックについて講演します。
- 査読に関する概要
- シュプリンガー・ネイチャーにおける査読の取り組み - 若手研究者のための査読者トレーニングなど
- 査読の透明性、取り組みと成果 – In Review(イン・レビュー)*のご紹介、査読実績の評価
- コロナ時代における査読
*In Review(イン・レビュー)とは、ジャーナルへの投稿と査読プロセスに、早期共有と透明性の高い査読(ピアレビュー)を統合した革新的なサービスです。これにより、研究者がプレプリントを共有し、査読の進捗を追跡することが可能になります。
講演者紹介:
Sowmya Swaminathan (ソーミヤ・スワミナサン)
ネイチャー・リサーチのEditorial Policy & Research Integrity の責任者。
学術出版における厳密性と再現性、研究の公正性と透明性に関連する方針など、ネイチャー・リサーチ全体の編集方針策定を指揮。研究者に利益をもたらし、学術出版における透明性、公正性、オープンリサーチの進展を支援する解決策に向けて、研究エコシステム全体の多様なステークホルダーとの連携を強く提唱している。 2003年より、ネイチャー・リサーチのジャーナルに関する業務に携わる。