図書館総合展2021_ONLINE_plus: シュプリンガー・ネイチャー オンラインセミナー 「アジア・パシフィックにおける初の転換契約と日本へのインパクト」

TransformativeAgreement LibraryFair © Springer Nature

シュプリンガー・ネイチャーは、本年10月、オーストラリア大学図書館員協議会(Council of Australian University Librarians:CAUL)と、アジア太平洋地域において初となる転換契約*を締結しました**。オーストラリアとニュージーランドにまたがる47の全CAUL加盟大学と7つの外部機関が参加する本契約は、2000誌以上を数えるシュプリンガーのハイブリッド・ジャーナルでのオープンアクセス(OA)出版を可能にする、CAULにとってこれまでで最大の転換契約です。これにより、オーストラリア、ニュージーランドからの研究成果の発信の仕組みが大きく変わることとなり、より多くの読者に研究成果が届き、その影響力が増大することが期待されます。

この度のオンラインセミナーでは、CAULコンソーシアムからAngus Cook氏をお招きし、シュプリンガー・ネイチャーと合意締結に至るまでの道のり、これからの期待や課題などについてお話しいただきます。

また後半では、シュプリンガー・ネイチャーの遠藤昌克が、シュプリンガー・ネイチャーが推し進める転換契約の意義や仕組みについて説明し、日本での転換契約の成立に向けた現状や取り組むべき課題などについて解説します。

転換契約(TA:Transformative Agreements)とは:

転換契約は、参加する機関がジャーナルを購読するためのアクセスとOA出版のコスト(APC;Article Processing Charge)を組み合わせることを可能にする契約です。詳しくはホームページをご覧ください。

** プレスリリース: シュプリンガー・ネイチャーとオーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)が新たなパートナーシップを発表


日時


日時:2021年11月30日(火)14:00~15:30 

開催方法:Zoomウェビナー


2022年3月31日まで録画公開中

録画を視聴する(オリジナル音声、フルバージョン) 

録画を視聴する(Angus Cook氏の発表、日本語通訳バージョン)


言語:日本語および英語(同時通訳あり)



プログラム


開会の挨拶: 

Antoine Bocquet、シュプリンガー・ネイチャー 日本、代表取締役社長


講演1: アジア・パシフィックにおける新しい転換契約 

講演者:Angus Cook氏(ディレクター、Content Procurement ⦅コンテンツ調達⦆、オーストラリア大学図書館協議会)


講演2:  シュプリンガー・ネイチャーのオープンアクセス推進に向けた活動と、日本での転換契約の成立を目指した取り組みについて

講演者:遠藤  昌克 (ビジネスディベロップメント・ディレクター / インスティテューショナル・セールス、シュプリンガー・ネイチャー)

  • 世界をリードするシュプリンガー・ネイチャーのオープンアクセス推進活動
  • シュプリンガー・ネイチャーの転換契約
  • 日本での転換契約の成立を目指して