シュプリンガーネイチャーとResearchGateのパートナーシップ

研究者視点でのコンテンツの発見性、可視性、そしてアクセス

2019年3月、シュプリンガーネイチャーとResearchGateは、研究者がコンテンツを共有するための新しい方法を模索する独自のパートナーシップを締結しました。このパートナーシップは、シュプリンガーネイチャーの高品質な研究を出版する専門知識と、ResearchGateの数百万人の研究者が利用するオンラインプラットフォームを組み合わせ、コミュニティに、より良い体験を提供することを目的としています。同年7月は、この共同で行っている論文共有の試験的運用を拡張し、さらに2020年9月には、シュプリンガーネイチャーのすべてのジャーナルへと提供範囲を広げています。

パートナーシップを評価するために、2019年4月の第1段階での試験運用の後、約700人の著者を対象に調査を実施しました。また、第2段階の試験運用の後、北米とヨーロッパの図書館員にインタビューを行いました。さらに、ResearchGateに統合されたシュプリンガーネイチャーのコンテンツの利用データを分析し、ResearchGateの認証データとシュプリンガーネイチャーの認証データとを比較しました。  長期的なコンテンツ共有のパートナーシップを結んだことで、これまでに得られた知見を本白書で紹介します。

  • 独自のパートナーシップの仕組みとその目標
  • これまでに判明した研究者、著者、図書館員のメリット
  • さらなる分析、検討点、そして将来の発展に必要なこと


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「今回のコラボレーションは、図書館がこれまで見せていなかったプラットフォームで知名度を上げるためのものであり、素晴らしいことです。」

インタビューに応じた図書館員のコメント

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「シュプリンガーネイチャーは、研究者の発見の進展に貢献して、図書館員が学術コミュニケーションの連鎖の中で果たす重要な役割を支援するため、絶えず適応して新しい方法を見つけています。ResearchGateとのパートナーシップは、そのための1つの方法であり、ユーザーから寄せられた今回のような肯定的な反応をうれしく思っています。」 

Steven Inchcoombe、チーフ・パブリッシング・オフィサー、 シュプリンガーネイチャー