シンポジウム「AIで切り開く新たな未来」

Scientific American AI event image「人工知能(AI)」の研究は急速な発展を遂げ、科学の複数分野のみならず、社会や産業会でも実用化に向けた取り組みが進んでいます。こうした発展に対応すべく、倫理的、社会的、法的な整備が求められています。このシンポジウムでは、第一線で活躍中の人工知能(AI)の研究者をお招きし、人々の生活や食、住環境にもたらす恩恵や、これからの少子高齢化社会を支える技術、社会制度のあり方について議論します。パネルディスカッションのモデレーターは、Scientific American の編集長 マリエット・ディクリスティーナが務めます。 

アメリカで最古の科学雑誌Scientific American の編集長とともに、AIと私たちの未来について一緒に考えてみませんか?

日時/開催場所

日時: 2018年7月2日(月)18:00~20:00(受付開始:17:30)
場所: トラストシティ カンファレンス・丸の内  

同時通訳付、参加費無料

※参加は抽選となります。抽選結果は以下の参加申し込みフォームにてご登録いただいたメールアドレスまで配信されます。

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プログラム

18:00 - 18:15  開会 

18:15 - 19:00  話題提供 

  1. 川人 光男 国際電気通信基礎技術研究所(ATR) 脳情報通信総合研究所 所長「人工知能による精神疾患と意識の研究」
  2. 尾形 哲也 早稲田大学 基幹理工学部表現工学科 教授「深層学習によるロボットの動作学習と知能研究」
  3. 本村 陽一 産業技術総合研究所(AIST)人工知能研究センター首席研究員 兼 確率モデリング研究チーム長「AI社会実装の課題―ビッグデータからのサイバーフィジカルシステム構築」

19:00 - 19:10  休憩

19:10 - 19:50  パネルディスカッション 

19:50 - 20:00  質疑応答

20:00               閉会

パネリスト

川人 光男

Dr Mitsuo Kawato国際電気通信基礎技術研究所(ATR) 脳情報通信総合研究所 所長 

1976年東大理学部物理学科卒業。1981年阪大大学院博士課程修了。同年助手、1987年同講師。1988年(株)ATRに移る。2003年よりATR脳情報研究所所長、2004年ATRフェロー、2010年よりATR脳情報通信総合研究所所長。 2014年10月より内閣府「革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)」“脳情報の可視化と制御による活力溢れる生活の実現”携帯型BMI領域統括技術責任者、 2016年より理化学研究所革新知能統合研究センター特任顧問、2018年より特別顧問などを兼任、現在に至る。科学技術庁長官賞、塚原賞、時実賞、朝日賞、APNNA賞、Gabor賞、大川賞、立石賞特別賞、 C&C賞などを受賞。2013年紫綬褒章受章。日本学術会議会員。 著書に「脳の仕組み」、「脳の計算理論」、「脳の情報を読み解く」等。

尾形 哲也

Dr Testuo Ogata早稲田大学 基幹理工学部表現工学科 教授

1993年早稲田大学理工学部機械工学科卒業。日本学術振興会特別研究員、 早稲田大学理工学部助手、理化学研究所脳科学総合研究センター研究員、京都大学大学院情報学研究科准教授を経て、2012年より早稲田大学理工学術院教授。博士(工学)。2009年から2015年までJSTさきがけ領域研究員、2017年より産業総合技術研究所人工知能研究センター特定フェロー。日本ロボット学会理事、人工知能学会理事、日本ディープラーニング協会理事などを歴任。日本機械学会論文賞、IBM Faculty Awardなどを受賞。著書に「ディープラーニングがロボットを変える」がある。


本村 陽一

Dr Yoichi Motomura産業技術総合研究所(AIST)人工知能研究センター首席研究員 兼 確率モデリング研究チーム長

1993年通産省工技院電子技術総合研究所入所、情報科学部情報数理研究室研究員。1999年アムステルダム大学招聘研究員。2000年産総研情報処理研究部門主任研究員。2003年デジタルヒューマン研究センター主任研究員。2008年産総研サービス工学研究センター大規模データモデリング研究チーム長。2011年同副研究センター長、2015年産総研情報技術部門副部門長、2015年5月より産総研人工知能研究センター副研究センター長を経て、2016年4月より人工知能研究センター首席研究員、確率モデリング研究チーム長、統計数理研究所客員教授、東京工業大学大学院特定教授兼任。サービス学会理事、行動計量学会理事、人工知能学会理事、人工知能学会評議員なども歴任。ドコモモバイルサイエンス賞、IPA未踏ソフトウェアスーパークリエータなど受賞。


モデレーター

マリエット・ディクリスティーナ 

Mariette DichiristinaScientific American 編集長

Nature Research雑誌部門の編集出版エグゼクティブ・ヴァイスプレジデント。Nature 編集部や、自身が2009年より編集長を務めるScientific American を率いる。 2014年、デジタルメディアのトップに立つ女性を讃える Folio社「コーポレート・ビジョナリー」受賞。2011年、米国科学振興協会フェロー。米国科学・工学・医学アカデミーの気候変動コミュニケーション・イニシアチブの委員として、また、非営利のScience Countsの理事として従事。米国およびNYの科学ライター協会の元会長でもあり、ニューヨーク大学の科学・健康・環境報告プログラムの非常勤教授および訪問研究員を務めた経験を持つ。 世界経済フォーラムの年次総会のダボス会議とサマー・ダボス会議にメディア・リーダーとして出席し、科学技術革新プログラム策定に携わるとともに、 「新技術トップ10」年次一覧の監修を担当。ニューヨーク在住。


主催

Scientific American

共催

Nikkei Science

協力

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