2023年8月22日：シュプリンガーネイチャー・ニュース No.8 / 2023 オープンリサーチ最新情報：ファクトシートを更新しました
インターフェイスがさらに強化されました
7月、シュプリンガーネイチャーのオープンアクセスに関する実績を示すファクトシートが更新されました。日本語版もご用意しましたので、ご確認ください。
オープンアクセスの効果について、最新のデータに更新されたほか、日本でも始まった転換契約の増加により、現在では3500を超える機関がシュプリンガーネイチャーの転換契約に何らかの形で参加しているなど、最新情報を掲載しています。
また、6月号で紹介したシュプリンガーネイチャーのCEOであるFrank Vrancken Peetersによる、第16回ベルリンオープンアクセス会議（OA2020主催）での講演サマリーも日本語訳を公開しました。
シュプリンガーネイチャーのオープンリサーチについて
ホームページには、オープンアクセスや転換契約といったオープンリサーチにまつわる基本的なコンセプトを紹介するFAQや用語集のほか、世界の転換契約の状況やオープンアクセスにかかる著者サービスなどがまとめられています。
- データサイエンス（2023年7月現在）
編集部による選書に加え、さらにダウンロードや引用データを考慮して104タイトルをセレクトしました。一例として、以下のブックシリーズを含みます。
- Advances in Intelligent Systems and Computing
- Lecture Notes in Artificial Intelligence
- Communications in Computer and Information Science
- Information Systems and Applications, incl. Internet/Web, and HCI
- Lecture Notes in Networks and Systems
- 人工知能（2023年7月現在）
編集部による選書に加え、さらにダウンロードや引用データを考慮して104タイトルをセレクトしました。一例として、以下のブックシリーズを含みます。
- Communications in Computer and Information Science
- Advances in Intelligent Systems and Computing
- Lecture Notes in Artificial Intelligence
- Information Systems and Applications, incl. Internet/Web, and HCI
- Theoretical Computer Science and General Issues
- ナノテクノロジー（2023年7月現在）
編集部による選書に加え、さらにダウンロードや引用データを考慮してタイトルをセレクトしました。一例として、以下のブックシリーズを含みます。
- Springer Theses
- Nanotechnology in the Life Sciences
- Springer Series in Materials Science
- Springer Proceedings in Physics
- Materials Horizons: From Nature to Nanomaterials
- バイオテクノロジー（2023年7月現在）
編集部による選書に加え、さらにダウンロードや引用データを考慮して105タイトルをセレクトしました。一例として、以下のブックシリーズを含みます。
- Advances in Experimental Medicine and Biology (incl. subseries Cell Biology and Translational Medicine)
- Compendium of Plant Genomes
- Nanotechnology in the Life Sciences
- Fungal Biology
- Microorganisms for Sustainability
2023年7月、シュプリンガーネイチャーはサンメディア株式会社主催の第21回学術情報ソリューションセミナー on the Webにおいて、「研究の意思決定を導くためのソリューション、Nature Research Intelligence」について発表しました。この度、その録画を公開しました。Nature Research Intelligenceは、以下の3つのサービスから成ります。
- Nature Strategy Reports：研究方針を策定するための洞察を提供する、カスタマイズされた高品質なレポートです。資金提供の決定にも役立ちます。
- Nature Navigator：研究トレンドを一元化したAIサービスです。新しい研究テーマを追跡・要約し、研究における意思決定の指針となるリアルタイムデータを提供します。潜在的な共同研究の機会を特定するのにも役立ちます。
- Nature Index：世界トップクラスの研究成果を収録・分析するデータベースサイトです。機関の研究成果をデータのスナップショットから容易に把握することができ、研究の進捗状況や将来的な戦略を改善するのに役立ちます。
シュプリンガーネイチャーのテキストデータマイニング（TDM）のサービスを利用された、企業のお客様のインタビューをまとめた白書が公開されました。いち早くTDM利用を開始したBenevolent社からのイントロダクションに加え、今回の白書では、新たに3つの企業様からのインタビューが実施されました。
- 科学者に信頼できる情報を提供する - 匿名希望の製薬企業
- 研究者が貴重な知見を引き出し、研究費を節約できるよう支援する - CiteAb社
- 研究者に適切な文献をより迅速に - Electric Effect社
※Benevolent社の以前のインタビューについて、日本語訳はこちら
※CiteAb社はSpringer Nature Experiments の製品開発においてパートナーシップを組んでいます
シュプリンガーネイチャーのTDMに関する方針と各種関連サービスをご確認ください。オープンアクセスのコンテンツはどなたでも無料でAPIがご利用可能です。
2023年2月に開催された、東京大学、シュプリンガーネイチャー共催イベント「SDGs symposium 2023 - 都市と自然：その連関の探求と持続可能性へ向けた課題解決のデザイン」について、イベントレポートがNatureダイジェスト8月号に掲載されました。レポートは、「自然の恩恵を、都市の全ての人に平等に届けるには」と題し、同イベントで議論された内容が簡潔にまとめられています。レポートは無料でお読みいただけます。
