転換契約:論文の承認と管理

シュプリンガーネイチャーでは、2023年1月より、日本での転換契約のご提供を開始しました。転換契約の参加機関に所属する責任著者 (Corresponding Author)は、オープンアクセス (OA)のオプションを提供するSpringer、Adis、Palgrave MacmillanおよびAcademic journals on nature.com のハイブリッドジャーナルにおいて、所属機関の支援を受けてOAで論文を出版いただけます。図書館にとっては、論文のOA出版とジャーナルの利用(閲覧・ダウンロード)の両方のサービスについて、単一の契約で管理することが可能になります。

転換契約によるOA出版にあたっては、各機関で承認担当者を選任いただくようお願いしています。このページでは、転換契約を管理・促進するための実践的な情報やリソースを提供します。

承認担当者 (Approval Manager)とは?

承認担当者は、所属機関の研究者からのリクエストに対し、転換契約による論文掲載料(APC) の支援を行うかどうか、「承認」もしくは「拒否」を判断いただきます。また、著者にとって重要な連絡先ともなります。承認担当者は、多くの場合、図書館員やリサーチ・アドミニストレーター (URA) の方々が担われています。

シュプリンガーネイチャーの転換契約とは?

転換契約における著者のメリットや出版時のワークフロー、オープンリサーチにかかる各種白書まで、知っておきたい基本的な情報を右記の電子パンフレットにまとめています。

オープンアクセスに関する基本的な情報については、よくある質問用語集もご用意しています。あわせてご覧ください。

利用者をサポートする広報ツール

OA出版により、質の高い研究の発見と利用がさらに促進されます。転換契約を所属機関の利用者に幅広くお知らせください。以下のウェブバナーやポスターをご自由にダウンロードいただき、ソーシャルメディアやキャンパスなどでご活用ください。

転換契約に参加済みの承認担当者様へ

転換契約参加大学の承認担当者は、AAS(Article Approval Service)を活用し、システムに登録された論文を効率的に処理することが可能です。

承認担当者により期限内に処理が行われなかった論文が、自動承認されるまでの過程を記したワークフローをご用意しました。
論文が自動承認されるまでのプロセスをご確認いただけます。

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