[お知らせ] 「Sustainable Energy」のスペシャルサイトが公開されました
シュプリンガー・ネイチャーは、2020年9月5〜17日に開催される第8回世界持続可能性フォーラムを支援し、Sustainable Energyに関する様々な分野の研究をご紹介するスペシャルサイトを公開しました。
2020年9月16日
太陽光、風力、火力の使用の増加、エネルギー効率と貯蔵の改善などを通じて、世界中の多くの国や企業が長期的な目標のもとに持続可能なエネルギー(Sustainable Energy)利用を目指しています。このスペシャルサイトでは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」の達成のために、新しいエネルギーの研究・技術・考え方がどこまで進歩したか、また今後の更なる発展のためにどのような新しいアイデアや技術の開発が進められているかに着目します。
シュプリンガー・ネイチャーは、2020年9月15〜17日の第8回世界持続可能性フォーラム(8th World Sustainability Forum)を支援し、関連する最新の論文、書籍、書籍シリーズなどを持続可能なエネルギーの進展に取り組む学術コミュニティーとビジネスコミュニティに共有できることをを嬉しく思います。すべての掲載論文と書籍チャプターは、2020年10月12日まで無料でアクセスが可能です。
Sustainable Energyのスペシャルサイトでは、日本の著者らによる下記の論文もご紹介しています。
- Tumen-Ulzii, G., Matsushima, T., Klotz, D. et al. Hysteresis-less and stable perovskite solar cells with a self-assembled monolayer. Commun Mater 1, 31 (2020). DOI: 10.1038/s43246-020-0028-z
Special Issue: Energy-related Materials in NPG Asia Materials*
Abe, H., Hirai, Y., Ikeda, S. et al. Fe azaphthalocyanine unimolecular layers (Fe AzULs) on carbon nanotubes for realizing highly active oxygen reduction reaction (ORR) catalytic electrodes. NPG Asia Mater 11, 57 (2019). DOI: 10.1038/s41427-019-0154-6
*NPG Asia Materialsは、東京工業大学とネイチャー・リサーチが共同で出版しているオープンアクセスのジャーナルです。
今回のスペシャルサイトは、シュプリンガー・ネイチャーが取り組む「持続可能な開発目標(SDGs)プログラム」の一環として公開しています。
SDGsは、国連本部において、2015年に「国連持続可能な開発サミット」が開催され、193の国連加盟国によって採択されました。SDGsとは、世界の課題に取り組むことを目的とした共通の国際目標です。
持続可能な開発目標(SDGs)プログラムについて
シュプリンガー・ネイチャーが取り組む持続可能な開発目標(SDGs)プログラムの目的は、世界が抱える最も困難な課題に取り組んでいる研究者と、世界をより良くするための目標を達成するうえで、研究者の深い見識を必要とする政策者および企業の実務者をつなぐことにあります。そのため当社では、さまざまなチャネルを駆使して主要なコミュニティが出版物を利用しやすい環境を整えています。
シュプリンガー・ネイチャーの持続可能な開発目標(SDGs)プログラムのウェブサイト(英語):Sustainable Development Goals Programme