[プレスリリース] 2021年の「ジョン・マドックス賞(John Maddox Prize for Standing up for Science)」への推薦募集を開始
科学と科学的推論に立ち向かうことに大きな勇気と誠実さを示した研究者の推薦を、2021年6月14日まで募集します。
ロンドン 2021年4月6日
2021年のジョン・マドックス賞(John Maddox Prize)では、公益の問題に関する健全な科学を促進し、その際に困難や敵意に直面している個人の推薦を募集しています。
今年で10年目を迎えるジョン・マドックス賞は、慈善団体であるSense about Scienceと国際科学誌Nature を出版するシュプリンガー・ネイチャーが2012年に開始した共同イニシアチブです。本賞は、社会が科学的根拠を議論するためのオープンで誠実な環境の価値を提唱しています。毎年、独立した審査委員会によって1~2名の受賞者が選ばれます。また、若手研究者を対象とした別の賞も設けています。
ジョン・マドックス賞は、情熱的で精力的なコミュニケーターであり、科学の擁護者であり、そして22年間にわたってNature のライター兼編集者を務めたサー・ジョン・マドックスを記念するものです。サー・ジョンは、困難な議論に参加し、他の人たちにも同じことをするよう奨励しました。ジョン・マドックス賞の受賞者には、3000英ポンドが贈られ、11月にWellcome Collectionで開催されるレセプションで賞が授与されます。
これまで本賞は、Anthony Fauci氏とSalim Abdool Karim氏(2020年)、Bambang Hero Sahargo氏(2019年)、Terry Hughes氏(2018年)、村中 璃子氏(2017年)、Elizabeth Loftus氏(2016年)などが受賞しました。過去の全受賞者の詳細は、受賞者のページをご覧ください。
推薦基準と審査プロセスについては、こちらをご覧ください。
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