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[プレスリリース] シュプリンガー・ネイチャー、業界初のClimate Action Officerの役職を新たに設置

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ロンドン|ニューヨーク|ベルリン 2021年8月5日

シュプリンガー・ネイチャーは、新たなシニアの役職およびグループ全体にわたる専門のサステイナビリティ(持続可能性)チームの設立を通じて、クライメート・アクション(気候変動対策)を強化します。このたび、Thea Sherer(シア・シェアー)、 Director of SustainabilityがClimate Action Officer(クライメート・アクション・オフィサー)に就任します。これは、シュプリンガー・ネイチャーおよび学術出版業界にとって初の役職であり、当社の環境と持続可能性の目標の達成を加速させることに取り組む、拡張されたチームを率いることになります。

シュプリンガー・ネイチャーは、環境・社会的パフォーマンスの報告を初めて開始した2017年以降、大きな進展がありました。

これには下記が含まれます。

  • 当社の直接事業において、2020年にカーボンニュートラルを達成
  • エネルギー使用量を削減し、世界各地のオフィスでグリーン電力を購入。
  • 製品のプラスチック包装を最小限にしている。12カ国、120人以上の社員で構成される社内の「グリーン・オフィス・ネットワーク」を設立。
  • 出版社として初めて「The Climate Pledge(気候変動対策に関する誓約)」に署名し、2040年までにネット・ゼロ(炭素排出量実質ゼロ)を達成することを公約。 

シュプリンガー・ネイチャーは、国連の持続可能な開発目標(SDGs; Sustainable Development Goals)の支援に取り組んでいます。

  • 2015年にSDGsが発表されて以来、30万件以上の研究論文や本の章を出版。
  • DEI(Diversity, Equity and Inclusion;多様性、公平性、包括性)の活動を加速させ、2023年までに最上級リーダーシップの43%を女性にするという目標を達成するために邁進。
  • 国連と国際出版社協会が2020年に立ち上げたSDG Publishers Compactに署名し、UN Sustainable Development Solutions(持続可能な開発ソリューション・ネットワーク)やオランダ大学協会(VSNU;Vereniging van Universiteiten)などのパートナーと緊密に連携して、目標の進行を加速するため、研究の役割を探るプロジェクトに取り組む。

シュプリンガー・ネイチャーのGroup Head of Corporate Affairs および Executive Team Lead for SustainabilityのJoyce Lorigan(ジョイス・ロリガン)、は次のように述べています。

「今回のこの新しい役割とチームの設置において、私たちは科学に沿って動いています。Nature SustainabilityNature Climate Change などのジャーナルを出版している当社は、世界が直面している課題の緊急性を強く認識しています。より多くのことをより速く提供するために組織化することで、私たちは、自社の運営だけでなく、より広いコミュニティーにおけるコネクターやインフルエンサーとしての役割においても、これまで成し遂げてきたことをもとにさらに進展することができます。Theaが当社初のClimate Action Officerに就任することを嬉しく思います。また、彼女と彼女の新しいチームがプラスの変化をもたらすことができるよう、グループ全体の多くの人々の情熱と献身的な姿勢に支えられることでしょう」

これまでDirector of Group CommunicationsをつとめていたTheaは、2021年8月1日にこの新しい職務に就き、Loriganの直属になります。また、少人数の専門チームと、グループ全体につながる広範なガバナンス・ネットワークと携わることになります。Loriganが議長を務めるSustainable Business(持続可能な事業)の運営グループは、エグゼクティブ・チームのメンバーで構成されています。

Thea Shererは、次のように述べています。

「国連気候変動会議(COP26)*の開催まで100日を切った今、気候変動対策に焦点を当て、戦略的かつ結束力の高いアプローチをとることの影響力と重要性が、これまでになく強く感じられます。私たちは、当社の事業をより積極的に変化させ、私たちが出版する素晴らしい研究をもとに、持続可能性と気候変動対策に大きなプラスの影響を与えることができます。この新しいチームを率いて、社内の同僚やグループ(グリーン・オフィス・ネットワークを含む)、さらにはより広いコミュニティーと協力して、この活動を進めていくことをとても楽しみにしています」

シュプリンガー・ネイチャーの気候変動対策への取り組みと、グループ全体のサステイナビリティチームの発展については、Springboard blogをご覧ください。

備考

*シュプリンガー・ネイチャーは、グラスゴーで開催される国連気候変動会議(COP26)に向けて、パートナーであるUN Sustainable Development Solutions Networkとともに、科学と政策に関する一連のラウンドテーブルを開催し、2021年末までにネット・ゼロの野望のためのロードマップを作成することを約束しています。シュプリンガー・ネイチャーのSDGプログラムに関する詳細は、SDGプログラムのウェブサイトをご覧ください。

Follow Thea Sherer on Twitter: @TheaSherer

シュプリンガー・ネイチャー・グループについて

シュプリンガー・ネイチャーは、研究者、教育者、臨床医、その他の専門家に発見への扉を開きます。当社の出版物、書籍、ジャーナル、プラットフォーム、およびテクノロジーソリューションは、世界中で毎日何百万もの人々に届いています。175年以上にわたり、当社のブランドとインプリントは、これらのコミュニティーに信頼される知識の源となっております。今日では、これまで以上に、これらの人々が基礎的な知識にアクセスし、それらの研究を信頼し、理解し、利用できるようにすることが当社の責任であると考えています。それによって、研究者がより良い成果を創出し、前進し、後に続く世代の恩恵となるよう努めています。

詳しい情報は、group.springernature.com をご覧いただき、@SpringerNature のフォローをお願いいたします。

本件に関するお問い合わせ

宮﨑 亜矢子

シュプリンガー・ネイチャー

コーポレート・アフェアーズ

Tel: +81 (0)3 4533 8204

E-mail: ayako.miyazaki@springernature.com

※ 本プレスリリースの原本(一部を除いて)は英語であり、日本語は参考翻訳です。

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